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・ウンコラーメン

 ラーメン珍長。バカこと新実大介がまた来ていた。店長に襟足を掴まれ顔面から地面に叩きつけられたのに、こりもせずまた来るとは……。翌日、なにごともなかったように、暖簾をくぐってバカが入ってきたとき、珍保長太郎は自分の目を疑った。それからはさらに来る回数が増えた。毎日来るどころか昼と夜に二回來する。まったく理解ができない。薄気味悪い。珍保長太郎はバカが少し怖くなってきた。

 こういう尋常ではない神経の動きをする人間……。こういう異常者がウンコキラーなのではないだろうか?

「連日の真夏日でクソ暑いですけど、こういうときにラーメン珍長で食べるギタギタの背脂が3センチくらい層をなしてるラーメンほど、うまいものはないですな!かーっ!たまりませんな!」脂汗をだらだら流して食ってるバカ。不潔な長い髪が顔の脂にくっついている。珍保長太郎は人殺しを見るような目で、誰も聞いてないのにペラペラしゃべってるバカを警戒して見つめた。
「この脂!この脂!ガッツリ!ガッツリ!」ずるずるずる。麺をすするバカ。「うめぇうめぇ!」
「ブタのほうがよほど上品に見えるな」
 がらがらがらがら。そのとき、客が入ってきた。リーゼントの若い男が二人。前にも見たことがある。ヤンキーである。車体を低くした改造車に乗っている。いつの時代の話だ。さすが魔界都市、代田橋である。おそらく、現実世界とは時空の流れが違うのであろう。珍保長太郎はこの二匹に、暴走族1、暴走族2とそのままの名前をつけていた。
 暴走族1はなにかを注文しようと店長の視線を捉えた。だが、さきに珍保長太郎が口を開いた。
「ここはペットショップではない」へんなことを言い出す珍保長太郎。けっして上機嫌とは言えないようだ。
「はあ……」飛躍した会話に目を白黒とさせる暴走族1、2。やはりヤンキーなので知能は低いようだ。
「当店では猿にやるエサは置いていない」
 いきなり客に宣戦布告をする珍保長太郎。凄みのある表情を浮かべたつもりだったが、凄みというよりは異常だった。目の玉が扇風機のようにくるくると回っていた。
 催眠術をかけられそうになった暴走族1が我に返ってどなった。「なんだらこったらぺんてこッ!」気が違ったようにわめき散らしてるのでなにを言ってるかよくわからないが、文字にするとこんな感じだった。
「ウッキーッ!キキキキーッ!キキキキーッ!」こちらは暴走族2。1よりさらに知能が低いようだ。
「キッココ!キッココ!キキッココッキッココーッ!」猿山の猿にウンコを投げつけたくらいの騒ぎになった。
「ひょええ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」気の弱そうな声をあげたのがバカこと新実大介。クソオタクなので力が弱い。以前は店長を崇拝してるようなことを言っていたのだが、いざ、危機が訪れてみると逃げる気が満々である。問題がおこると真っ先に裏切るタイプだ。ラーメンドンブリを置いて、こっそりとカウンターの奥に隠れた。
「俺らはただラーメンを食いに来ただけなのに、この対応はなんだ!俺は傷ついたぞ!ああ、傷ついたとも!こう見えても俺の心は繊細なんだ!あやまれ、コラッ!タコッ!こりゃあ、誠意を見せてもらって俺の心の傷が癒されるまでは帰るわけにはいかないな!」と暴走族1。
「そうだそうだ。ちゅうーちゅうーたこかいな!」と暴走族2。猿なので言ってることがよくわからない。
「やばい。店長が殺される!この調子だと、おそらく10分以内に確実に殺されてしまうだろう……」がたがた震えてカウンターからのぞいているバカ。股間がちょっと勃起していた。
「いいから早くラーメンを出せ!ああん、お前、それが一生の仕事なんでしょ?いくら客が腹の立つことを言っても、へこへこして、たかだか数百円のために人間のプライドを捨てて、ラーメンを作る!それがお前のすべてだ!」
「そうだそうだ、すべてだ!」暴走族1と暴走族2であるが、暴走族1のほうが言語中枢が発達していて、暴走族2のほうは愚鈍なようだ。長い年月の間にこういう役割分担が出来たのであろう。ヤンキーはこういう猿の上下関係のようなものを『友情』と勘違いする傾向がある。
「お前ら、猿に食わせるラーメンはウンコラーメンでじゅうぶんであるッ!」絶叫する珍保長太郎。命の危機に瀕したオペラ歌手のようにろうろうとした大声が響き渡った。
「ウンコラーメン!?」思わぬ語彙にない言葉を聞かされてとまどう暴走族1、2。もっともな話である。私も聞いたことはありません。
「ウンコラーメン!」バカも興奮して真新しい言葉を口にした。それは甘美な味がした。香水の香りの中には、大便の香りと同じ成分のものが含まれているそうだが、それみたいなものだろう。
「バカが食べ残したラーメンの少し入ったラーメンドンブリ!」ドン!と珍保長太郎はそれを暴走族の前のカウンターに置く。
 ぴょーん!
 それから猿のように身軽にカウンターの上に飛び乗った。
 ぺろん!
 薄汚れたズボンを降ろして臀部を出した!
「うわあっ、汚い尻だ!」暴走族1暴走族2が、率直な意見を述べた。バカも同じ意見だった。
 ブリッ!ブリブリブリブリ!
 なんと、その肛門から太い大便が出て来た!
「太くて長い!太くて長い!」あまりの状況の異常さと大便の臭さにうろたえる暴走族1、2。
「サツマイモのように太いウンコだ!」バカもわけわからなくなって大声を出す。お祭りに興奮する下町の人間のようである。
「ウンコ!太いウンコ!」自ら言わなくても良いこと叫びながら、珍保長太郎はドンブリの中にウンコをした。
 ゴロン!
 もちろん、そんな音は聞こえるわけはないのだが、『ゴロン』としか言いようがない風情の重量感のある大便が肛門を離れドンブリの中に横たわった。
「クジラだ……」バカが意外なことを言い出す。「知床のホエールウォッチングで見たゴンドウクジラのように雄大だ!」バカは言ってから、あっ、自分、今けっこう良いこと言ったな、と思ったが、もちろん、このようなバカの発言をまともに聞くような人間は地球にはいないので、誰も聞いていなかった。
「おいこら、ラーメン屋!だからなんだ!太いウンコしたからって、えばんじゃねえ!」とまどいながらも相手をする暴走族1暴走族2。ちょっと相手の行動が読めなくなって来たので、内心はおびえていた。
「男ならだまってウンコラーメンを食え!」論理性もなにもないことを言い出す珍保長太郎。インドの神々の中にこういう凶暴なやつがいたような気がする。
 グイッ!
 むりやり、暴走族1にウンコラーメンを突きつける珍保長太郎。食わせようとしているようだ。もちろん、食うわけがない。変態ではないからだ。必死に歯を食いしばって食うまいとしてる暴走族1の口元に、珍保長太郎は何度も激しくウンコラーメンを叩きつけた!
 ガキッ!
 とうとう暴走族1の前歯が折れた。どうやら人間の歯よりラーメンドンブリのほうが硬いようだ。
「ぐあががががっ」転がって苦しむ暴走族1。痛いだけではなくウンコが臭い。
「こんだらこっぺかーっ!アニキにあにすんだ!」言語中枢の劣ってるほうの暴走族2が店主にとびかかった。おそらく、暴走族1のほうが言語担当、暴走族2のほうが肉体担当なのであろう。
「ああっ、とうとう店長が殺される!おそらく、手足を引っこ抜かれて生きたまま内臓をひきずりだされて、泣きながら慈悲をこうて謝ってるのにむざんに殺されるに違いない!恐ろしい!」バカが期待に胸をときめかせる。チンポコの先が先走り汁で濡れていた。
 暴走族2はラーメン屋店主を捕まえようとゴリラのようなうでをのばした。相手はウドの大木のようなただのラーメン屋の店主。目標としては、逃げられる心配はない。まずは捕まえて、動けなくなるまで殴りつけてやろう、と暴走族2は頭の中ですばやく計画を立てた。こういう行動は、手慣れたものだったのである。場数はふんでいる。ほんきで素手で殴り合った体験もないような一般人に負けるわけがない……と、暴走族2はたかをくくっていたのだが。
 その伸ばしたうでを珍保長太郎は、さっと捕まえて素早くねじりあげた。バカの目からは、あまり力を入れてるようには見えなかったのだが、暴走族2のヒジの関節があっさりはずれたようだ。軟骨がねじ切れる嫌な音がした。
「意外なほど力が強い!」驚嘆するバカ。もちろん、暴走族2も驚いていたが、こちらがヒジが変な方向に曲がってブランブランしているので、激痛であまり驚嘆してるひまはなかった。
「うんだらこら〜」前歯が折れて顔がウンコだらけになっている暴走族1も、珍保長太郎にとびかかった。こちらはゴリラのような暴走族2より体格が劣り体重が軽い。あっさりと珍保長太郎にねじ伏せられた。なぜか、服をめくって暴走族1の背中をむきだしにする珍保長太郎。別に暴走族1の肌に唇をはわせて愛撫を始める気ではないようだ。そのかわり、靴の固いかかとで何度も背骨を狙って踏みつけた。
 ガスッ!ガスッ!ガスッ!ガスッ!
「て、店長!たかがラーメン屋での客とのケンカなのに、確実に背骨をへし折って一生、歩けない身体にしようとしている!」興奮して叫ぶバカ。見ているほうがおそろしく感じられて来た。バカはアングラ好きのネットオタクなので、グロサイトや死体画像も大好きなのだが、それでも店長の行動は常軌を逸していてまともには見えなかった。
「不具者にしてやる!不具者にしてやる!」テレビで放送できないような言葉を叫びながら蹴り続ける珍保長太郎。
 暴走族1はあまりのラーメン屋店主の狂乱ぶりに完全に心が折れた。痛みに苦しみながら有効な抵抗もできず、ただただ「背骨だけは折らないでください……」と泣きながら懇願するだけだった。
「背骨を折ってやるッ!集中治療室に送ってやるッ!一生、車椅子で生活するような身体にしてやるッ!」
 ぶくぶくぶくぶくッ!
 狂犬病のように口の端から泡を吹いて、絶叫するラーメン屋店主。楽しそうに、げらげら笑っている。ちょっと怖い。
「あわあわ」暴走族2は巨大暴力がとつぜん発現した修羅場にがくぜんとしていた。こちらは知能が低いので、思わぬ反撃にあってどうしたらいいかわからない。
「ライオンがウサギを襲ったら、そのウサギが世界一凶暴な殺人ウサギで、逆に食われそうになって、うろたえてるようなものか!」バカはむしろ、暴走族1暴走族2が気の毒になって来た。
「俺の出刃包丁が血を求めて泣いている!」絶好調な珍保長太郎はカウンターの奥に手を伸ばして出刃包丁を掴む。クルリと能役者のように回転して見得を切った。
「もうこれ以上何もしないでください!おれはもう半分くらい死んでいます!ええーん、ええーん!」号泣する暴走族1。珍保長太郎は冷たく暴走族1を無視して、出刃包丁を構えて暴走族2の目を真摯に見つめた。今から愛を告白するように……。
「もうすぐ俺の出刃包丁は血まみれになる!その血はお前の血が良いか?この肉人形のようになって転がっている男の血が良いか?」と暴走族2に究極の選択を求める閻魔大王のような珍保長太郎。
「あわわわっ。倒れてる男のほうにしてください!」一瞬もためらわず、ついさっきまで『アニキ』と呼んで崇拝していた男の命を売る暴走族2。これを見てもヤンキーの思ってる『友情のようなもの』が、じつは友情でもなんでもなく、単に猿山の力の順番争いの余録物にすぎないことがわかるであろう。
「なにを言うんだ!俺を助けるか、警察に電話しろ!」いつもは警察を敵に回し迷惑をかけているくせに、困ってる時だけ泣きつく暴走族の1。
「友人の許可が出たので、まずは背中を切り開く!」魚を三枚におろすように背骨にそって皮と肉を切り開く珍保長太郎。仕事で長年やってるだけに、包丁さばきはたくみなようだ。
ずがががががががががががががががががががががががががっ!
「ギャアアアアアアアアッ!」暴走族1の背骨がむき出しになった。
「肉がはがされ背骨が完全にむき出しになったッ!」見ればわかることをそのまま暴走族1に伝える珍保長太郎。親切な人なのかもしれない。
「痛い!ものすごく痛いッ!」当たり前のこと言う暴走族1。暴走族1は目の玉がひっくり返り、白目をむいていた。痛みのあまり、このまま死ぬということもじゅうぶんありえる。
「脊髄、取り出し!」珍保長太郎はあまり人類が発したことのない言葉を絶叫した。
「まだ、やるのかーっ!」恐れおののく暴走族1。
 グリュ! 珍保長太郎は暴走族1のむき出しになってる背骨の列の中から、一個の骨を選んで掴んだ。
 バキッ! 手首をひねり、脊髄をへし折る。暴走族1の目玉が飛び出そうになったので、かなり痛かったことは間違いがない。
 ズッポン! イワシの塩焼きから小骨を取るように脊髄を一個抜いてから、すばやく、上と下の脊髄を繋げて隙間を戻した!だからと言って、元通りにはならないと思うのだが……。
「お前の背骨!」わざわざ、本人に見せる珍保長太郎。自分の背骨のひとつを目の前で見たことがある人間は世界で暴走族1ただひとりではなかろうか。反応がないの珍保長太郎は同じ台詞を繰り返した。「お前の背骨!」
「見せるなーっ!」答えを求められてるように感じたので暴走族1は、残りの力をふりしぼってつきあってやった。
「お前の友人の背骨!」続いて暴走族2にも見せた。
「もうじゅうぶんですっ!」暴走族2は失禁して泣いていた。
「次は脊髄、一個ではすまないからな……」 なぜか、威風堂々と宣言をする珍保長太郎。満足したようだ。今日はインドの怒り狂った神々のようにあらくれてしまった。
 ラーメン屋店長の許しが出たのように感じたので、暴走族1、2はお互いの身体をかばいながら店を出て行った。近くの路上に違法駐車してる改造車にたどり着ければ、命はなんとか助かるかもしれない。代田橋商店街の道路に点々と血のあとが残った。散った花びらのようだ。
「まるで早朝の歌舞伎町のような、のどかな光景だ」なぜか懐古的な顔でつぶやく珍保長太郎。さわやかな表情をしている。
「す、すごいっすね!店長!俺、かんぜんに店長にホレました!」隠れていたカウンターから出てきたバカが、発情した猿のように店長を見つめた。「弟子にしてくださいッ!」このままでは、今にも、ズボンを脱いで肛門を突き出すか、店長のズボンのチャックを開けてフェラチオを始めそうである。ほんとうに気持ちが悪い。
「お前の脊髄の数が正常なうちに俺の前から立ち去れ。さもなくば、もうすぐお前の脊髄は数が減ることだろう……」ノストラダムスの大予言のように珍保長太郎は断言した。



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頭からやり直し。

『ウンコキラー』

・ウンコ殺人事件

 あなおそろしや。あなおそろしや。ここは呪われた街、代田橋である。呪われてるだけあって、ろくなことが起きない。
「ああ、漏れる漏れる……。おしっこが漏れてしまう……」と身もふたもないことをつぶやきながら小走りに歩いているのは、豊満な女子大生である。北林まどか、20歳。歩くたびに爆乳がブルンブルンと揺れる。
「これはいけない。このままでは、口からおしっこが吹き出てきて死んでしまうわ……」青い顔で北林まどかは考えた。こんなことになるなら、代田橋の汚い駅のトイレで用を足せばよかった。でも、なんとなく家のトイレで間に合うような気がして、駅の改札を出てしまったのだ。
 今日はバイトの帰りだった。深夜11時過ぎ。呪われた街、代田橋と言われるだけあって、こんな遅い時間帯になると通りにひとけはない。
 夜道を急ぐ巨乳女子大生の前に青いタイルの古い巨大なマンションが現れた。ステーションヒルズ代田橋。陰気なビルである。近所では幽霊マンションと呼ばれている。かつては、どうどうとした高級分譲マンションだった。ところが60年近い月日が経つうちに、テナントも住民もほとんど出て行っていなくなった。残っている住人は棺桶に片足が入ってる老人ばかり。こうなると管理費の名目で積み立てられるマンションの修繕費が集まらない。高すぎて払えないのだ。
 かくして大型マンションの老朽化は進む。一階と地階はマンションや近所の住人に便利な商店街になる筈だったが、こんな状況なのでテナントがどんどん出て行き、今では一階にコンビニと激安八百屋があるだけ。地階は倉庫に使ってる会社がいくつかあるが、あとはぜんぶ空きテナントになっている。
 たまに不動産屋から購入希望者が見に来ても、価格のわりに薄汚い外観を見てがっかりし、さらに割高な管理費と積み立て修繕費を知ってあきらめて帰ってしまう。おかげで今ではすっかり不気味な要塞のような建物になってしまった。このビルについてのネットの書き込みを見ても『出る』とか『怖い』とか、そういう話ばかりである。
 この地下のフロアに公衆トイレがあることを、北林まどかは思い出した。入るのはいやだったが他に選択肢はない。街頭でおもらしをするか、幽霊マンションでおしっこをするかである。北林まどかは幽霊にも親切心があって、失禁しそうな女性には悪事を働かないでいてくれる……、そんな幽霊の性善説を期待して、コンビニの横にある薄暗い階段を降りて行った。
  さいわいにもトイレは階段を降りてすぐのところにあった。夜中はドアに鍵がかかってるのではないか、とふと思いついたが、管理人がもう管理を放置してるのか、ドアノブを回すとふつうに開いた。
「ふう」大きな障害はクリア。北林まどかは一安心した。安心した途端に漏れそうになってきたので、パンツを下げてあわてて便座に座る。
 じょおおおおおお、じょぼじょぼじょぼ。
 大量の小便がナイヤガラの滝のように流れ出る。壮大な光景だ。
「危機は去った」北林まどかは勝利宣言をした。だが、それはすこし早すぎたようだ。
 ガチャ。
 個室のドアを開けて出ると、無言の男が立っていた。北林まどかの顔は硬直した。無言で小便を出している音を聞いていたらしい。目つきがおかしい。
 キチガイだわ。
「あのう、ここは女子トイレですけど……」北林まどかは、この男がキチガイはキチガイでも、あまり他人に害を与えない『よくいる町内の変人』みたい人であることを祈って、まともなことを言ってみた。
「ウンコ」男が意外なこと言い出す。手にサツマイモみたいものを握っているのが見えた。もっとよく見ると、それは石のように硬くなったウンコだった。「石のように硬いよ」
 これはやばい。『町内の害のない変人』というレベルではないように思われる。
 ドン!
 そんなに力が強いタイプには見えなかったので、北林まどかは男を突き飛ばして逃げようとした。
 ガシッ!
 ところがあっさり男に捕まりねじ伏せられてしまった。男は巨乳女子大生の口を塞いで、今出てきたトイレの個室に引きづりこんだ。
「見た目より力が強いッ!」男のウンコ臭い手で口を塞がれながら、北林まどかは叫んだ。これが彼女の最後の言葉になった。

・ラーメン珍長

「ウンコキラーか」珍保長太郎は、ラーメン珍長のカウンターの中でつぶやいた。もごもごして滑舌が悪い。2m近い大男である。巨乳女子大生がウンコを持った精神異常者に襲われたマンションは、駅を挟んで反対側にある。珍保長太郎はそこの一階にある八百屋をよく利用していた。極端に安いのである。安いがもちろん質が良くない。おそらく、どこかで捨てられそうになっている『訳あり』の野菜をかき集めて売っているのではないか? または、もっとストレートに市場で捨てられてるゴミを拾ってきているのかもしれない。
 こりゃあ安いわい、と買ってきても、ニンジンなんかは根っこの先が腐っていたりする。だが、それを食うのは客なので珍保長太郎は、まったく気にしていなかった。
「代田橋殺人事件ですか、店長?」
 珍保長太郎は客に声をかけられて新聞から顔を上げた。不愉快な気分である。黙って睨みつけた。だが、客はまったく気にしなかった。
「実は口の中にウンコを詰め込まれて死んでいたらしいですよ。これは一般のニュースでは報道されていませんが。俺は情報通なのでヤバネタや裏情報はなんでも知っているんですよ、店長!」と、偉そうな顔で言ってるのは、常連客のバカ。もちろん、バカという名前の人間がこの世に存在しているわけがない。珍保長太郎が勝手につけたあだ名である。確か本名は新実大介と言った。何回目か来た時に誰も尋ねていないのに勝手に自己紹介を始めたのである。本当にウザい人間のクズだった。
「ウンコか……。ウンが悪かったってやつだな。ぎゃはっはっはっはっ」珍保長太郎は理性のかけらも感じられないような、思い切りくだらないギャグをとばせば、このバカも嫌になって帰るのではないかと期待して言った。
 一瞬、バカは無言になって店長を見つめた。それから、おおっ神よ!なんということだろう。破顔して爆笑してしまったのである。「ぶははははッ!さすが店長、ギャグセンスがいいですねッ!ハラワタがよじれるとはこのことですッ!」木のカウンターをドンドンと叩くバカ。
 しまった、このバカの頭のレベルにちょうどぴったりだったようだ。珍保長太郎は歯ぎしりをして悔しんだ。このバカは『ラーメン屋で店長と親しく会話をする常連客』になったつもりでいるのだろう。おそらく、どんなつまらないことを言っても、すべて爆笑する心構えでいるのではないか。

 心の底からこのバカが嫌いだッ!

 珍保長太郎は怒りに燃えて、髪の長い若い男を睨みつけた。だがバカはそんな店長のアピールに少しも気づかない。だから、バカと呼ばれているのであろう。
「それにしても、この近所に完全に気の狂った殺人鬼が野放しでいるなんで、興奮しますよね。これまで数人が殺され、さらに未解決事件のいくつかもこの犯人の仕業の可能性があると言われています。でも、きっともっと増えますよ。断言します。殺人は癖になるんです。猟奇犯罪研究家の俺が言うんだから間違いありません」力説するバカ。この『猟奇犯罪研究家』の内訳は、『マーダーケースブック』の全巻セットをヤフオクで買って読んだ、というだけのことらしい。これで研究家を名乗れるのなら、世の中、研究家だらけになって歩くこともできなくなるだろう。
「次はお前がウンコを食わされて死ねばいいのに」バカの目を見ながら珍保長太郎は率直な気持ちを伝えた。さすがにちょっと嫌な顔になるバカこと新実大介。

 よし、もう一押しだ、もう一押し嫌な気分にさせれば、このバカは二度と店に来なくなる……。がんばるぞ!

 珍保長太郎は、はやる気持ちを抑えて、バカが席を立って出て行くのを期待した。なるべく冷酷な顔をしていようと思ったが、珍保長太郎は単純なところがあるので期待が顔に出てしまいちょっと笑顔になってしまった。
 それを見てバカは『店長は俺を嫌いなのではなく、どのすぎたブラックジョークとして言ってるらしい』と、勝手に自分に都合をよく解釈した。このへんは本当にバカである。おろらく、軽度の知的障害があるのではないか?
「いや、連続殺人鬼というものはですね、秩序型と非秩序型という二通りにわかれるのですが、この犯人の場合、毎回、ウンコを食わせていますから秩序型なんですよ。だから、次回も殺されるのは女性になると思います。ほぼ、まちがいはありません」誰も聞いていないのにもかかわらず、一方的に講釈を垂れるバカ。薄気味悪いオタクに共通した特徴である。
「まあ俺はあきらかに非秩序型だな。この厨房の散らかり具合をみればよくわかる」
「まったく、その通りですよね、店長。ほんとうに人とか5、6人は殺していそうなふんいきがありますよね。ほんとうは殺ってるでしょ?ぎゃはははっ、げらげらげら」一人で爆笑するバカ。
「ほんとうに心の底からおもしろくもない」
 いらいらしてきたので、珍保長太郎はふつうに返した。バカは食うのが遅い。そのために、かんぜんに伸びきっているラーメンをまだ食っていた。珍保長太郎は、バカに食うのを中断させ襟首をつかまえ店の外にほおり投げようと決めた。手を伸ばして襟首を掴む。何事かと思ってバカが顔を上げた。
 グイッ!
 珍保長太郎はバカを手に持ったラーメンドンブリごと持ち上げた。
「うわっ」驚くバカ。
 それから、足で店の扉を開けて、全力で顔面からバカを代田橋駅前商店街のアスファルトの路上に叩きつけた。カランカラン。手にしていたラーメンドンブリが転がって走っていった。
「痛いッ痛いッ!」口から血を流して苦しむバカ。まな板の上のウナギのように、のたうちまわっている。前歯が何本か折れたようだ。商店街の通行人が何事かと思って周りに集まってきた。珍保長太郎はカーッと喉から痰を出して、ペッ!とバカの血だらけの顔面に吐きかけた。
「気分爽快であるッ!」と、珍保長太郎はさわやかに宣言して店の中に戻って扉を閉めた。
 
・熱愛恋人

 京王線の代田橋駅の北口を出て、左に曲がると大原稲荷神社がある。陰気で猥雑な感じの神社だ。神社というとありがたいものであるが、この神社はまったくありがたみを感じない。いかがわしいと言っても良いような雰囲気だ。なぜそうなのかはわからないが、そうなのだから仕方がない。ちょっと新宿の花園神社に似ている。こっちはまったくひとけはないのだが。
 そんなわけでここは熱愛した恋人たちの青姦のメッカである。深夜の2時。広い大原稲荷神社の境内の片隅に、ふたつのひとかげがあった。不倫中の中年カップルである。
「ああ、ユリ。愛しているよ」押川秀夫はそう言って、暗闇の中で女の身体をなでまわした。もちろん特に愛してるわけではないのだが、サービス精神が旺盛だったので、そういうことにしていた。
 ゆったりしたワンピースの胸をもまれて悶えるのが谷口ユリ。胸が大きすぎるのでぴったりした服は着れないとか。もちろん腹の肉もずいぶんと豊かだ。
「ユリのおっぱい、大きいね。はあはあ。とても柔らかいよ」鼻息の荒い押川。今日は二人で夕方から酒を飲んでいた。おかげですっかりベロンベロンである。ユリは女友達との飲み会に行く言って出てきていた。終電までには帰ろうと思っていたが、泥酔して押川に押し切られて終電を逃してしまった。
「そろそろ帰らなきゃ……タクシーで」ユリは興ざめのするようなことを言った。
「でも、チンポがこんなに硬くなってしまってるよ……。これじゃあ射精するまでは収まらないよ……。はあはあ」押川はユリの手を掴んで硬くなった股間に押し付けた。
「ああ、すごい。大蛇のように大きくなっている……」まんざらではないようすのユリ。押川はあたりのひとけをうかがいながら、思い切ってチンポコを出してユリの中に入れた。
「ああん、ああん」声を押し殺してあえぐユリ。そのうしろで押川は猿のように一生懸命に尻を振っていた。
「うう……、出る出る」青姦に興奮していたので、入れて30秒もしないうちにイキそうになってきた。
「ええ、もうなの?」愕然とするユリ。
「もう止まりません」ゴムをつけてなかったので、押川はいそいでチンポコを抜いた。さあ、外に射精するぞと身体が緊張したその刹那!
 シュッ!
 押川は股間になにか冷気のようなものを感じた。次の瞬間、それは火山が爆発したように熱くなった。ふと横を見ると大きなナイフを手にした男が立っていることに気がついた。暗い中でなぜ見えたかというと、反対の手に懐中電灯を持っていて、ナイフを照らしていたのである。続いて男は懐中電灯を押川の足元にむけた。
「チンポコが切れて落ちているッ!」押川は目で見たままのことを叫んでしまった。それほど、驚いたということである。また皮肉なことに発射寸前だったために、根元しか残っていない股間に射精感が湧き上がってきた。
 ドピューッ!ドピューッ!
「何が出るかと思ったら血が出てきたーッ!」しかしながらありがたいことに半分くらいは精液だった。だが、押川はあまり気持ち良さそうには見えなかった。「痛いッ!痛いッ!チンポコから精液のように血が出てるぞッ!血と精液がまざってピンク色だーッ!」
「ひいッ!」なにごとかとユリが振り返った。いつの間にか知らない男が横にいて、大きなナイフで押川の首を切り裂いていた。
「熱い!首筋がなにかで濡れている!」押川は自分の首に手を当てた。大量の血が溢れ出ていた。泥酔のために血圧が高くなっていたのだろう。噴水のように血が吹き出た。耳がキーンとするな、と押川は思った。血圧の関係で耳鳴りがしてるのだろうか。押川は意識を失い、くずれおちた。
 
・ウンコ・フェラチオ

「ひ……ひいい……」死んだ押川を見てユリは悲鳴をあげた。
「ウンコ・フェラチオ!」いやなことを言って男がにじり寄ってきた。あまり力があるようには見えない。ユリは元モデルだったので背が高い。思い切って男を突き飛ばして逃げようとした。
 ドンッ! ところがあっさり捕まった。
「思ったより力が強いッ!」男はユリの手首をがっしりと掴んだ。それから大きなナイフを振り上げ、勢いをつけて全力で手首の上に叩きつけた。
 ゴロンッ!とユリの片手が地面に転がった。またしても親切に男は懐中電灯で、それを照らしてよく見えるようにしてくれた。案外、いいやつかもしれない。ユリは驚きのあまり、数秒間は無言で落ちてる自分の手首を見ていた。それから絶叫しはじめた。
「ぎゃあああああああああああああっ!ぎゃあああああああああああああっ!」キチガイのような叫びとはこのことである。もっともな話だ。
 じょぼぼぼぼぼぼ……。
 恥ずかしい音を立ててユリが失禁する。セックスの途中だったのでノーパンだ。夕方からビールを飲み続けていたので大量のオシッコが出た。恥ずかしいが、それどころの騒ぎではなかった。
 にょっきり!
 男はズボンのチャックを開けてチンポコを出した。ずいぶんと小さい。発達障害がある人かもしれない。あきらかに日常的にセックスをしていないとわかる、短くて恥垢にまみれた臭くて汚いチンポコである。男は、その不潔なものを女の口に近づけた。
「う……ぐ……。うぐぐぐぐっ!」
 この世のものとは思えない汚いものを口に入れられて吐きそうになるユリ。チンポコなのにまるでウンコのかたまりのように臭い!
 ウンコ……。そういえば、最近、この近辺で口の中にウンコを詰めて殺す連続殺人事件が起きている。この男がそれだわ、とユリは身をもって確信した。
 じゅっぽん!じゅっぽん!そんなユリにかまわず、男はのどの奥深く何度もチンポを押し込んでは、動かしていた。ふだんのユリならば抵抗も試みようが、なにしろ片手がチョン切れて転がっている状態では、身体に力が入らない。ほとんどなすがままの肉人形になっていた。
 はあはあ……。
 男の興奮した荒い息。気持ちが良くなってきたらしい。ずっとセックスをしていない男なら、フェラチオをされるととても気持ちが良くなるだろう。そのために大量の射精をしてしまい、脱力状態に陥るのではないか? 逃げ出すならその時だ!とユリは思って、自分からも舌を使ってちょっとサービスをしてみた。
「ううっ出る出る……」男の身体がぷるぷるとプリンのように震え始めた。もうすぐ絶頂にたっする印だ。ユリはどんな臭い液体が出てくるか!かくごして待った。ところがそれは液体ではなかったのである。
「でっ出るッ!」男はユリの口からチンポコを抜いて、なぜかいきなり後ろを向いて、お尻を出した。そして、ああ、神よ!男はおぞましいことに肛門をユリの口に押し付けた。
「ウンコが出たーーーーーーーーーーーーーーッ!」男は絶叫して排便した。ブリブリブリブリ!ブリブリブリブリ! 精液とは違う、それよりもっと嫌なものが大量にのどの奥に流れ込んで来た。しかも、そのウンコが、どこまでも出る!量が多いのである。便秘気味なのであろうか。まるで一週間も大腸の中にたまっていてカチンコチンに固まっているような硬いウンコがどこまでも入って来る。
 息が出来ない……。飲み込むしかなかった。『チンポが汚い』どころのレベルの話ではない。相手はウンコである。ほんとうに嫌だったが、ユリはゴクンゴクンをウンコを飲み続けた。次々と胃の中にウンコが送り込まれてくる。だが、人間はそんなに大量のウンコを飲み込むようには出来ていない。しかも、下痢便ならともかく……それもかなり嫌だが……カチコチの便秘大便である。コンクリートを飲み込むようなものだ。たちまち、ウンコが口と喉に詰まり始めた。
「ウグッ……ウグッ……」酸素を求めてユリの肺が空気を吸おうと痙攣して震える。だが入って来るのはウンコばかり……。ウンコを吸っても人類は呼吸が出来ない。
 
 硬いウンコ……。

 ユリはウンコの硬さのことを考えながら、あの世に旅立って行った。人類が遭遇しうる最悪の死に方の一つであろう。




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〜地獄で待っているぞ〜

『ラーメン珍長』。開店前にキャリーが珍保長太郎を訪ねてきた。キャリーは豚の脂でべとべとになった不潔な店内を見渡して顔をしかめた。
「いつも出前だったので店に来たのは初めてですが、これではあまり好きにはなれそうにないわ」
「うむ。確かに関東一の清潔な店内とはいいがたいが……」珍保長太郎はうなった。
 キャリーの証言でウンコキラーの正体は死にかけ老人こと大山田とわかって、珍保長太郎の疑いは晴れた。だが、こんどは、大山田の目玉にウンコを突き刺して殺したのは誰か?という謎が残った。キャリーは自分は途中で意識を失ったので何も見ていないと証言した。刑事青赤は、北沢警察署を出ていく珍保長太郎を残念そうに睨みつけた。
「命を助けてくれてありがとうございます。あなたに言われた通りに警察には誰も見ていないといいましたが、これで良かったのかしら」
「たいへんによろしいです。なにしろ、警察にきびしく追及されるといくらでもボロがでてくるこの身。別件で逮捕されて5回くらい処刑されてもおかしくはありません」珍保長太郎は満足そうに答えた。
「それにしても殺人鬼がラーメン屋なんて……。にわかには信じられません」キャリーは困惑した顔で店長を見た。
「人間の心というものは奥が深いものです」わかったようなわからないようなことをいう珍保長太郎。おそらく、とくに何も考えてないと思われる。

「ああ〜」よだれを垂らした白目のバカが、奇声をあげる。服装を見ると店員のようだが目つきがおかしい。キャリーはおびえて、あとずさった。
「これはなんですか?」
「店員のバカです。人格が崩壊してしまったのです」珍保長太郎は神妙に答えた。
「事件の夜に、大山田さんのウンコに刺されてしまった女装の人ですね。そのショックで立ち直れなくなってしまったのでしょうか?そう思うとこの人もウンコキラーの被害者の一人なんですね……」キャリーは同情して珍保長太郎にたずねた。
「もちろん、そうです!その通りです!かわいそうなバカくん!」珍保長太郎の回答は、いささか早すぎて、かつ、強調が多すぎた。キャリーは疑いの目で珍保長太郎を見たが、けっきょく、なにも言わないことにした。
「ほげほげ〜」バカは力ない声で誰ともなく言った。

 わざわざ店に来たが、しんじられないほど汚かったので、キャリーはラーメンは食わないで帰ることにした。二度とこの店に出前を頼むことはないだろう。立ち去っていく若い介護士を見送る珍保長太郎。乾いた風が吹いて、埃っぽい代田橋のアスファルト道路を歩くキャリーのスカートの裾が舞った。夏の空気に秋の気配が感じられるようになってきた。

「今日もいい天気だ」珍保長太郎は蛇のように笑って店を開店した。

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〜ウンコは兵器〜

 見てみると、死にかけ老人こと大山田がキャリーお姉さんに飛びかかっていた。
「大山田さん、なにをするんですか!やめてください」キャリーが大声を上げる。
「うほほほほーいッ!」年寄りのくせに身軽な死にかけ老人。猿のように左右にジャンプする。いつもの緩慢な動きの10倍速くらいはある……。

 珍保長太郎はウンコキラーが誰なのか、今わかった。こいつ、ボケ老人のフリをしていやがったのか!

「だめです。やめてください。警察を呼びますよ。暑くて眠れないから公園に連れて行けというから、きたのに」
「がうがうがう」死にかけ老人はキャリーのまわりをぐるぐる回りながら噛みついていた。最初はただのボケた老人の変な行動と思っていたキャリーだが、その噛む力がだんだんと容赦なくなり、飛びかかられるたびに肉片がちぎれるようになると、恐ろしさが湧き出してきた。大山田は異常だった。
「キキーッ!キキーッ!」歓喜の声を上げながら口のまわりに血を滴らせている死にかけ老人。
「痛いッ!痛いッ!」
「カプカプッ!チューチュー!」なんと死にかけ老人は、キャリーの身体中にできた細かい傷口に噛みついて血をすすっていた。恍惚とした目つき。恍惚老人の恍惚とは違う狂気の目の色をしていた。

 ドサッ!

 気を失いかけてキャリーは倒れた。熱帯夜で非常に暑かったが、身体中から血を流していたので、熱中症ではないと思われる。倒れたキャリーの顔に向けて、お尻を突き出す小柄な死にかけ老人。ペロンとパジャマのズボンを下げて尻を出した。
「汚くて臭いケツッ!」まさにその通りで、トイレのあとにちゃんと紙で拭いてないらしく、垢だらけの肛門にはウンコが付着していた。

「ウウ〜ンッ!」モリモリモリッ!とウンコを出し始める死にかけ老人。アナルをウンコが通る快感でイキそうな顔をしている。おそらく、高齢でチンポコが生殖器としての役目を果たさなくなった代わりに、毎回のウンコによる快感をきっかけに、肛門とウンコがセックスの代用品になって、ゆがんだ発達を遂げたのではないか?

「ヤリのようにまっすぐで硬いウンコが出てきた!これか……。これがウンコキラーの兵器か」茂みの陰で珍保長太郎は驚いていた。

「硬くてカチンカチンッ!フル勃起ッ!」ウンコでできたヤリを振りかざして、歓喜の雄叫びをあげる死にかけ老人。
「大山田さん、違います……。それはオチンチンじゃなくてウンコですよ……」キャリーは弱々しい声で、死にかけ老人の間違いを正そうとしたが、老人は聞く耳を持たないようだ。
「これでセックスする……」
「ヒッ!」老人があまりにも異常なことを言いだしたので、キャリーは驚きの声をあげた。
「ウンコセックスッ!」野獣のような大声で絶叫する死にかけ老人。この小柄な老人の身体のどこから、こんな大音響が出てくるのか。

 ブンッ!死にかけ老人はいきおいよくヤリのようなウンコを、キャリーの股間めがけて突き出した。
「これはいかんッ!」珍保長太郎はいそいでスケスケ下着を着ているバカを持ち上げて、死にかけ老人のウンコヤリの前に放り投げた。

 グサリッ!

「ぐはあああああっ」現実逃避して心が別世界をさまよっていたバカが、あまりの痛みに我にかえった。見ると先の尖った鋭利なウンコが腹に突き刺さっていた。「なんだこりゃーッ!」驚くのも無理はない話である。バカの腹から血が吹き出した。

 ドバドバドバッ!

「ちいっ」死にかけ老人は悔しそうに舌打ちをすると、女装の半裸の変態を人間の盾として、放り投げてきた男を見た。「お前は確か代田橋のラーメン屋……」
「どうやら、頭は少しもボケていないようだな」珍保長太郎は隠れていた茂みを出て死にかけ老人の前に立った。
「グフフフッ。無力なボケ老人を犯人と思う奴なんかいないからな。ちょうど良いかくれみのになったよ」死にかけ老人の目が光った。しなびた猿の干物のような身体だが、目の光はその下にある高度な知性の存在をしめしていた。
「変態性欲による連続殺人だな」珍保長太郎は同じ殺人鬼なので、死にかけ老人の心の中が手に取るようにわかった。「だが、その殺人は今日で最後だ」
「な…なに!?」

「次はお前が狩られる番だッ!」

 珍保長太郎はニヤニヤ笑いながら、かわいそうな老人に飛びかかった。相手は殺人鬼とはいえ、80過ぎであろう小柄なお年寄りである。一方の珍保長太郎は不摂生で腹が少し出ているとはいえ、2m近い大男。楽勝である。珍保長太郎は楽しみながら、死にかけ老人の手足を生きたまま一本づつ、引っこ抜いてやろうと思った。ところが……。

「いててててッ!」

 悲鳴をあげたのは珍保長太郎の方だった。死にかけ老人は猿のようにすばやくジャンプすると、珍保長太郎の視界から消えた。すばやく後ろに回ると珍保長太郎の腕をひねり上げた。カルシウム不足の珍保長太郎の腕の骨がミシミシと音を立てた。捕まえようとするとまたすばやく離れた。

 ヒュン!ヒュン!

「猿のようにすばやいッ!これでまったく捕まえられん!くそっ、捕まえることさえできたら、こっちのものなんだが」珍保長太郎はバカ力には自信を持っていた。ところがその自信が油断につながった。

 ガシッ!

「えっ」逆に珍保長太郎は死にかけ老人に捕まえられた。レスリングのロックアップの体勢である。首相撲という奴である。これなら力で勝る自分の方が有利と珍保長太郎は思ったのだが……。

「見た目と違ってものすごく力が強いッ!」

 2m近い大男にいとも簡単に押し勝つ小さな老人。腰に手をかけて放り投げた。ゴロンゴロンとおもしろいように転がる珍保長太郎。
「グフフフッ!わしはこう見えてもグレコローマンの国体選手だったからなッ!」
「くっ、くそっ!」ただの脳のないバカ力なだけ大男の珍保長太郎は、プロの技術の前には手も足も出なかった。 

 ゴロン!ゴロンゴロン!

 立ち上がっては投げられ、立ち上がっては投げられ。しまいには立てなくなったが、服をつかんで引きずり上げられ、さらに投げられた。何度も顔面や後頭部を地面に打ち付けられて、どこか変な神経が切れたようで、珍保長太郎は目があまり見えなくなってきた。

「フィニッシューッ!」

 死にかけ老人が珍保長太郎を裏返して犬のように四つん這いにさせた。それから、尻を突き出させてから、ズボンとパンツを下げて、お尻をむき出しにした。げげっ、こいつ!ホモっけもあるのかッ!珍保長太郎は絶望的な気持ちで考えたが、もう痛めつけられすぎて身体が動かない。

「ウンコセックスッ!」

 死にかけ老人は、泡を吹いて痙攣しているバカの身体に刺さっているヤリのような硬いウンコを引き抜いた。それを構えて、一気に珍保長太郎の肛門に突き立てた。

「ぎゃああああああああああッ!」とうぜんながら悲鳴をあげる珍保長太郎。
「グフフフフッ」と勝ちほこる死にかけ老人。
「痛い痛いッ!お尻の穴が裂けちゃう!やめてください!」泣いて懇願する珍保長太郎。人生において、このように一方的に負けたことがないので、あっさりと心が折れてしまったらしい。「あひ〜ん!あひ〜ん!痛いですぅ痛いですぅ」とうとう泣き出した。

「店長って本性はこんななさけない男だったのか……」腹から血を流して死にかけている子分のバカは、女のように泣き声をあげてる珍保長太郎を見て幻滅し心の底から軽蔑した。「ウジムシ……ウジムシ……。女が腐ったようなウジムシめ……」

 グリグリ!ギューギュー!

「なかなか入らないな。便秘なのか」だが、死にかけ老人は、なさけようしゃなく硬いウンコを肛門に押し込んだ。すでに老人とはいえ鍛え抜かれたアスリートの怪力である。ムリムリムリムリッ!嫌な音を立ててウンコが肛門の中に入っていく。
「痛いッ痛いッ!グボボボボボッ!」珍保長太郎は苦しんだ。こんな痛いことは、かつて経験したことがない。神経がないと言われている人間だが、痛いものは痛いのである。
 今、どういう状況かというと、何週間もたまって石のように固まっているウンコが珍保長太郎のお腹の中にある。それを肛門から入ってきた死にかけ老人のウンコが、どんどん身体の上の方に押し上げているところである。痛いどころではない。痛い上にあまり人類が体験したことが不快感である。

「お腹の中をウンコが……ッ!お腹の中をウンコが……ッ!」
「そうれッ!1、2、ウンコッ!そうれッ!1、2、ウンコッ!」掛け声をかけて元気にウンコを押し込む死にかけ老人。

「グボホコッ!グボホコッ!」とうとうウンコの先っぽが珍保長太郎の口から出てきた。

「自分のウンコが口から出てきたーッ!自分のウンコが口から出てきたーッ!」

 珍保長太郎は、もうどうしたらいいかわからずそのままのことを言った。
「そうれッ!ウンコで串刺しッ!そうれッ!ウンコで串刺しッ!あまり見たことがないウンコ焼き鳥じゃーっ!」死にかけ老人が叫ぶ。ウンコ焼き鳥という表現はいろいろ間違ってる気がするが、珍保長太郎は反論をするどころではかった。

 ゴポポポポポッ!

 ウンコと血とゲロが混ざったものが出てくる。

「こいつ……もうすぐ死ぬな」死にかけ老人は勝利を確信した。その時である。

「自分のウンコ引っこ抜きッ!」

 珍保長太郎はあまり聞いたことがない言葉を絶叫しながら、口から出ている自分のウンコをつかんだ。それから……、おおっ神よ。それを一気に引き抜いた。お腹の中でぐねぐね曲がった状態で硬質化している物体を引っこ抜いたらどうなるか。もちろん、内臓……大腸や小腸、胃袋などが腹の中でビリビリに破けたの違いない。珍保長太郎はゆっくりやると絶対に痛いと思ったので、あまり考えないようにして、光の速さで全速力で抜いた。
「グコボコボコッ!」擬音ではない。珍保長太郎の叫びの声である。もう人類の限界を超えて向こう側に行ってしまった……ということかもしれない。引っこ抜いた自分のウンコを頭上高くかまえた。
 一方、死にかけ老人のウンコは、珍保長太郎のウンコという『フタ』がなくなったので一気に、肛門の中にぜんぶ入ってしまっていた。死にかけ老人は武器を失った。

「目玉ウンコッ!」

 これまた、誰も聞いたことがないような単語を発して、珍保長太郎は自分のウンコを死にかけ老人の目玉に突き立てた。

 ザクッ!

「ぎゃああああああああああああああああああッ!」死にかけ老人は悲鳴をあげた。しかし、珍保長太郎がさらに眼孔の奥にウンコを押し込みと静かになった。ウンコの先端は脳みその半分くらいまで届いていた。


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〜玉川上水で死ね〜

「店長、どうして店の床に歯がぽろぽろと落ちているんですか?」手下のバカこと新見が余計なことを言う。
「うるせえ」
「床に何かの肉の断片が転がっていて、血のシミをおおざっぱに拭いたあとがあるんですが、これ、違法性ないですよね?」
「殺すぞ」目つきが険しくなってくる珍保長太郎。だが、新見はバカと呼ばれるだけあって、頭がバカなので店長の危険な様子に気づきもしない。ちょっと考えたふりしてから店長に言った。
「店長、やっぱり通報していいですかね?」

ガシッ!

 珍保長太郎はバカの長い髪をわしづかみにした。一度、うしろに引いて反動といきおいをつけて、顔面をカウンターの角に叩きつけた。

ガッ!

「ギャッ!」悲鳴をあげるバカ。まるで痛がってるように見える。さらに珍保長太郎は何度も何度も根気よくバカの顔面をカウンターの角に叩きつける。口の辺りを重点的に狙っているようだ。

「ごふっ!」

ボロボロボロッ!

 バカは口に中から血の塊と1ダースほどの折れた歯を吐き出した。それから砂場で砂浴びをする犬のように、脂でべたべたした汚いラーメン屋の床を楽しそうに転がりまわった。
「これで少しは静かになるだろう……」珍保長太郎は満足そうに呟いた。「それにしても……」

 昨夜、『正義はなされたッ!』と絶叫した時は、これですべてが解決したように思えたものだ。ところが、しばらくして冷静になって考えてみると、当たり前だが、なにも解決していないことがわかってきた。ICレコーダーにミザリーとの会話を録音をしていたが、これはむしろ自分がただの人殺しである証拠にしかなっていない。これはいけんね!
 珍保長太郎はICレコーダーを見つめてすっかり陰気な気分になっていた。鬱病になってきてるのかもしれない。とりあえず、ミザリーの死体は早朝のひとけのない時を見計らって、京王線の鉄橋下にある玉川上水跡に捨てた。太宰治が彼女にチンポコを入れた状態のままお互いの身体をしばって入水自殺したことで有名な玉川上水だが、現在はほとんどが緑道になっていて川自体は地面の下の暗渠を流れている。代田橋ではその一部の10mほどがどういうわけか、地上に露出している。ここに放り込むと、死体は地面の下の暗渠の中に流れていく。飢えた亀や巨大な鯉もうじゃうじゃいるので、あっという間に食われてしまうことだろう。珍保長太郎は何度か死体処理にここを利用していた。
 「ポンポンが痛い」歯のなくなったバカを見ながら、珍保長太郎は呟いた。珍保長太郎は意外と神経が細かい。否、むしろたいへんな小心者なのである。そのために逃亡生活に入ってから、一度もウンコが出ていない。たいへんな便秘になってしまった。
「ええい、お腹が張る」トイレには何度も入ってるのだが出てこない。おそらく腸の中では二週間分くらいのウンコがガチガチになって固まっていることだろう。考えただけでも臭くて恐ろしい。身体も心も調子が悪い。
「どうにかしなくては……」珍保長太郎は空中を見つめながら追い詰められた獣のように囁いた。

〜餌〜

「うがあ」バカが無気力にうなった。
 珍保長太郎はバカの服を脱がせて素っ裸にした。ホモっ気はないので少しも興奮はしない。それから環状七号線沿いのドン・キホーテに行っててきとうなセクシーランジェリーと化粧品を買ってきた。バカに着せて化粧をさせる。バカは心の一部が壊れてしまったらしく、人形のような虚ろな目で珍保長太郎のやることを無表情に見つめていた。少しも抵抗をしない。今なら、さりげなく腹の肉を割いてハラワタを引きづり出しても、だまってやられたままだろう。
 それもちょっと試みてみたかったが、初志貫徹。よけいな娯楽はしないことにした。

「いいか、お前は餌だ、バカッ!」深夜になってから、珍保長太郎はバカを羽根木公園に連れて行った。なるべくひとけのなさそうな場所を探して、緊縛したバカのロープを木の幹に縛りつけた。「お前は女と間違えられてウンコキラーに襲われて、無残にもウンコを食わせられて死ぬのだ。死んだのを見計らってから、俺がウンコキラーを捕まえる。めでたしめでたし」
「うぐう」バカは死んだような目でうなった。もう半分死んでいるのも同じである。もし、ウンコキラーが現れなかったら、自分でこのバカを殺してウンコキラーの犯行を見せかけるのもいいな、と珍保長太郎は思った。
「楽しみ楽しみ」なぜかニヤニヤと笑いだした珍保長太郎を見て、機械仕掛けのようにバカはうなった。
「むがあ」

 近くの茂みに隠れて珍保長太郎は、半裸のバカを見ていた。露出狂の女性というよりは、やはり、ただの女装した変態にしか見えんな……。この作戦、ちょっとアラがあったかもしれない。などと蚊に刺されながら、考えていたら、後ろの方から、悲鳴が聞こえた。

「きゃあああああああああああああああああっ」

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〜地獄ラーメン〜

 夜10時。老人ホーム『天国の門』。
「オホホホッ!今日も臭くて汚い老人を影でいびって楽しかったわッ!」勝ち誇りながら出てくるミザリー。かちかちに巻いたオバサンパーマが大阪の芸能人のようである。今日は残業でいつもより少し遅くなっていた。松原の暗い夜道。このへんは住宅地なので昼間でもひとけが少ない。やがて羽根木公園の横に出た。世田谷のこのへんでは一番大きな公園である。昼間から夕方にかけては、ジョキングや犬の散歩をする人間で賑やかな場所だ。だが、夜中になると中心部の運動場を回るコースなどは、まだひとけがあるが、やたら広いのではじのほうの広場になると無人となる。あまり神経のないミザリーだが、めずらしくちょっと怖くなった。そのいやな予感は当たった。

「地獄ラーメンッ!」

 行く手をふさいでへんなことを絶叫している男がいる。2m近い大男。足元にはラーメンの岡持ち。ミザリーは手の中のiPhoneを握りしめた。
「あら、誰かと思ったらラーメン屋じゃない。こんな夜道でなのをしているの?」相手は『ラーメン珍長』の店主だった。ミザリーは少し安心したが、決して警戒は緩めなかった。この大男、前から目つきがへんだと思っていた。

「地獄からラーメンの出前に来たッ!」男は岡持ちの蓋を開けた。
「出前なんて頼んでいませんッ!」ミザリーはとうぜんながら断った。ところが男は岡持ちから汚れたリボンを出した。
「リボン!趣味の悪い大きなリボンッ!」珍保長太郎は、これでどうだとばかりに、自信満々な態度でリボンを頭上に差し上げた。「ウンコがちょっとついていて臭いッ!」
「それがなんなの?」珍保長太郎はミザリーに顔面に力ずくでリボンを押し付けた。確かに人糞の匂いがする。

「これがウンコキラーの殺人現場に落ちていたッ!ミザリー!お前が犯人に間違いないッ!」
「な、なんの話?」ミザリーはミザリーって誰だろうと思ったが、それどころではないので、あとに置いておくことにした。
「お前が犯人だッ!お前が犯人だッ!」狂ったように手に持ったリボンをミザリーの顔面に押し付ける珍保長太郎。珍保長太郎の計画では、犯罪現場に落ちていたという自分のリボンを見て、ミザリーはすべてがばれてしまったと驚いて、どうにかしてあれやこれやで勢いで自白するはずだった。そのためにポケットにICレコーダーを入れて録音していた。もちろんそんな虫のいい展開にはならなかった。珍保長太郎はちょっと焦ってきた。

「ひいいいいっ!キチガイッ!お巡りさん!お巡りさん!」
「このリボンに見覚えがあるだろう?」珍保長太郎は口の端から泡をカニのように吹きながら絶叫した。警察の前に救急車を呼んだほうがいい。
 ミザリーは、それが数週間前に老人ホームでなくなった自分のリボンだと一目でわかっていたが、この男にそれを伝える義務はない。急いでiPhoneで110番に電話しようとした。

ガスッ!

 なにかが宙を舞った。

ボトッ!

 ミザリーは自分の右手の手首から先がiPhoneごと、地面に落ちたことに気がついた。男を見ると、いつの間にか出した、切れ味の良さそうなサバイバルナイフを元気よく手旗信号のように振り回していた。

「ぎゃああああああああああああああッ!」

 絶叫するミザリー。キチガイじみた男だと思っていたが、そのままキチガイだったのである。
「チンポコが勃起してきたッ!やばい、このままでは射精してしまうッ!」珍保長太郎は変態のようなことを口走った。ミザリーに一応、確認のためにズボンの上から勃起したふくらみを見せた。ミザリーはそれどころではなかったので、とくにコメントはなかった。珍保長太郎は道端のミミズのようにのたうちまわってるミザリーの口に手ぬぐいで猿轡をした。それから店まで連れて行って、ひとめにつかないように裏口から入れた。

 『ラーメン珍長』。

 ミザリーは、いつも出前を取るだけだったので、店に入ったのは初めてだった。不潔で汚らしい場所だった。酸化した脂の匂いがひどい。吐き気がしてきた。男はミザリーの手首をビニール紐でしばって止血をしたが、出血はあまり止まらない。もうここを出ることはないかもしれない。
 ああ、ここで私の命は終わってしまうのか……、ミザリーは悲しくなって考えた。気のふれた男はなにやら鍋を煮立てていた。ミザリーが好奇心に駆られて覗いてみると、ラーメンを作っていた。よく出前で取っていた『ラーメン珍長』の伸びたまずいラーメンだ。今日はしょうゆ味のようだ。
 珍保長太郎はできた熱々のラーメンをドンブリに入れた。
「熱すぎる地獄ラーメンッ!」男は煮立ったラーメンをミザリーの頭の上から突然かけた。
「熱いッ!熱いッ!」ミザリーは絶叫した。その拍子に猿轡が外れた。顔面が大やけどして焼けただれた。やけどの単位でいうと『3度熱傷』というところである。
「さあ、自分がウンコキラーだと自白するんだッ!すべての罪を認めろッ!この気の狂った殺人鬼めッ!殺人鬼めッ!」珍保長太郎はポケットのICレコーダーを見せた。「自白して楽になったらどうだ。おそらく、あなたは心の治療が必要な反社会的な障害者なのだろう。俺は同情しているぞ」
「キチガイッ!完全なキチガイにキチガイ呼ばわりされるなんてッ!キチガイはお前の方だッ!」
「なにッ!」本当のことを言われて珍保長太郎の脳みそのリミッターが壊れた。
「地獄ラーメンを食えッ!地獄ラーメンを食えッ!」珍保長太郎は中身の少し残っているラーメン丼をミザリーの顔面に叩きつけた。何度も……。何度も……。

ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!ゴズッ!

ミザリーは折れた歯を口から吐き出したあと、動かなくなった。もう悲鳴も出せない。ぴくぴくと痙攣していた。

バキッ!

 やがて丈夫なラーメンドンブリにヒビが入って割れた。珍保長太郎は割れたドンブリの破片を持ってその鋭角な先でミザリーの顔面を叩きつける作業を続けた。

ドピューッ!

 珍保長太郎のズボンの中の勃起したチンポコの先から精液が出た。気がつくとミザリーはとっくに息をしていなかった。ミンチのようになった顔面を見下ろして、珍保長太郎は満足して原始人のように雄叫びをあげた。

「正義はなされたッ!」あまりの大声で、ちゃちなつくりの店のガラスが震えて割れた。


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〜ネズミ捕り〜

 天上の神かなんかに生贄をささげた成果があったのか、その日のうちに老人ホーム『天国の門』で動きがあった。『天国の門』の裏庭。庭掃除の道具などが入っている小屋と狭い雑草の生えた空き地である。薄暗い。これからの季節、ここは蚊だらけになるだろう。裏庭と金網の柵を隔てて珍保長太郎の隠れている児童公園がある。木の上の珍保長太郎からは老人ホームの裏庭がよく見えた。
「臭いっ!」ミザリーの他人をいらいらさせるのような耳障りな声が聞こえた。「ここ数日間、ずっと臭いと思ったら、ネズミ捕りにかかったネズミが死んで腐ってたわッ!」ミザリーは、いつも虐待している『死にかけ老人』こと、大山田をなぜか裏庭に連れてきていた。
「ほらっ、この真夏の高温ですっかり腐って大量のウジが湧いているッ!」ミザリーはネズミ捕りから出したネズミの尻尾を持って死にかけ老人に突きつけた。こんなものを見せてどうしようというのか。感想とご意見を伺いたいというのだろうか?
「ひい〜、腐ってウジが湧いています……」死にかけ老人は、動物の条件反射のようにそのまま答えた。アルツハイマーでだいぶ脳の細胞が壊れているのだろう。おそらく、死後解剖したら、ほぼ豆腐のように脳の表面はしわがなくなって、ツルツルしているに違いない。
「ほうら、臭い臭いッ!腐っている腐ってるッ!」じりじりとネズミを持って死にかけ老人にせまるミザリー。ネズミの尻尾から這い上がったウジが手の上を歩き回ってるが、それは気にしていないようだ。おそらく神経がないのだろう。
「はい、その通りです……、考えられる限り腐っています……」死にかけ老人はミザリーの意図がわからなかったが、すっかりおびえておしっこを漏らしそうになっている。紙おむつをしているので、漏らしても問題はないのだが。

「かわいそうなお年寄りをまたいじめている……」珍保長太郎は木の上から二人の様子をうかがっていた。ポケットの中のスマートホンで警察に通報しようかとも思ったが、逃亡者の身の上であるうえに、官僚主義的で人権などなんとも思っていない警察が、ぼけた老人一人をいじめから助けるためにわざわざ出動するとは思えない。こういう時の警察の反応はわかっている。電話でいじめている本人に連絡をして、いじめているか、と聞く。もちろん、本人は認めるわけがないので、していませんと答える。すると、そうでしたか、と納得して引き下がってそれ以上何もしないのである。

「見てッ!この腐りきったネズミのお腹を押すとケツの穴から、どろどろに溶けたハラワタとウジの混ざったものが出てくるわっ」
「ひいっッ!」悲鳴をあげた死にかけ老人。大きく口を開けて凍りついている。その口の中にミザリーは、その腐敗ネズミの内臓物を注ぎいれた。

ブュチューッ!ドロドロ!

ゴクンゴクン!当たり前ながら、すでに完全に老人である死にかけ老人。喉の筋肉が緩んでいるために、勝手にその内臓物が喉を通ってしまった。ゴクンゴクン!
「うげえっ!腐ってて臭いッ!腐ってて臭いッ!」もだえ苦しむ死にかけ老人。
「あらっ、ごめんなさい。ネズミを捨てようと持ち上げたら、中から腐った汁が出て大山田さんの口にぐうぜん入ってしまった!」ホッホッホッと笑う悪魔のようなミザリー。
「うげえうげえ」吐きそうになる死にかけ老人。それを双眼鏡で見ている珍保長太郎も吐きそうになった。

ゲボゲボゲボッ!ゴボッボッボッボッ!

 とうとう大量のゲロを吐く死にかけ老人。消化された朝ごはんとウジムシとネズミの内臓の溶けて腐ったどろどろした混合物が、死にかけ老人の足元に水たまりを作る。ゲロを吐くことは苦しい作業だ。死にかけ老人は白眼をむいて、涙を流していた。それにしても、癌で死にかけてるくせになかなか死なないものだ。
「食べ物を粗末にするなーッ!」ななめ45度から思わぬことを言い出すミザリー。しかし、その目つきは本気。ふざけているのではない。本心から怒っているようだ。「日頃から食育してるのを忘れたかッ!大企業に搾取された零細なお百姓さんたちが作った食べ物を粗末にするなッ!朝ごはんをぜんぶ戻してしまったな?」
 思わぬ方向から来たミザリーの激怒に、びっくりする死にかけ老人。もともと、ぼけているのだから話の展開についていけない。
「でも、そのゲロは半分くらいはウジとネズミの内臓ですぅ……」弱々しく反撃する死にかけ老人。その反撃がミザリーの怒りの限界点を超えさせた。なにかのスイッチを押してしまったようだ。ミザリーは介護士という自分の職業を道徳を学ばせる教育者のようなものと捉えているようだ。
「素直に謝れば許すつもりでしたが、このような厚顔無恥な嘘八百を並べて言い訳するなんてッ!神様はけっしてこのような卑怯者を許しはしませんよッ!」ミザリーは敬虔ななにかの信者のようだ。おそらく、テロや爆弾をしかけたりする原理主義者なのであろう。「神様に天国の門をくぐらせてもらえるように罰を与えなくてはなりませんねッ!」
 
ギラリッ!とミザリーの血も涙もない原理主義者の目玉が光った。完全に青ざめている死にかけ老人。

「出したゲロを飲めッ!」死にかけ老人の足ものに溜まっていたゲロを、庭掃除のチリトリにかきあつめるミザリー。続いて、それを死にかけ老人の口元に押し付けた。「ゲロを出したことは神様にとって、確実に地獄行きを判断させるであろう
材料ですが、それを後悔して反省して一度口に戻して飲み込んで、通常通りに消化して肛門から糞尿として排泄したならば、やり直したということでゼロになる可能性が有りますよッ!神様は思いやりがあるんですッ!」
「うげっん!うげっん!」流れ込んでくるゲロに苦しむ死にかけ老人。
「これは親切ですよッ!愛ですよ、愛っ!これが神の愛なんですうっ!」

ゴックンゴックン!

とうとう、血走った目でぜんぶ飲み込んでしまった死にかけ老人。気でも狂ってしまったか、無表情になり動かなくなってしまった。どこかに逃避しているのだろう。心の中は誰でも天国だ。

ポン。

よくやった、とばかりミザリーは死にかけ老人の肩を叩いた。やさしく微笑む。天使のようだった。心は純粋でやさしいのである。原理主義で爆弾をしかけて歩くような人間は気の狂ったテロリストではない。みな、極端に真面目なやさしい人たちばかりだ。二人は裏口のドアを開けて老人ホームに戻っていった。

「この気の狂ったキチガイめっ!キチガイッ!キチガイッ!」覗いていた珍保長太郎は木の上で激怒をしていた。「こいつが犯人だッ!間違いないウンコキラーはミザリー!」

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『ウンコキラー』

〜昆虫採集家〜

 老人ホーム『天国の門』である。松原の住宅地の中にあって、裏は緑豊かな広めの児童公園になっている。公衆トイレと鉄棒などの遊具がいくつか、それとベンチと茂みと何本かの大きな古い木がある。珍保長太郎は公園から老人ホームを見張っていたが、近くの保育園が夕方になると子供を遊びに連れてくるので、薄汚いおっさんがじっと双眼鏡を手に立っていたら、いかにも怪しい。そのうえに恥ずかしい。

 なので、珍保長太郎は木の上に登って見張ることにした。葉っぱがよく茂っているので、ここならば誰にも邪魔されない。木の上からは『天国の門』のいくつかの室内がよく見えた。暇そうにテレビを見ているお年寄り、なにか幼児じみたくだらない遊戯をさせられているお年寄りなどである。

「おそらくミザリーが犯人に違いない……」珍保長太郎はひとりごちた。「だが、猿ではないので簡単にはしっぽは出さないに違いない。行動を起こす、またはなにかあらを出すまで見張っていよう」

 しかし、意外とミザリーは問題行動を起こさなかった。ラーメンを配達するたびに老人を虐待する姿を目撃していたと思っていたが、たまたま気が立ってる時にだけ出くわしていたのだろうか。それとも、現場に趣味の悪い林家パー子のような
リボンを落としてしまったことに気づいて、警戒して行動を控えているのだろうか。珍保長太郎にはわからなかったが、すでに一週間ほど見張りを続けていた。

 一日のスケジュールはこうだ。朝早く出かけて行って木の上に登って見張る。珍保長太郎はセミの鳴き声に囲まれて木の上で見張っていると、だんだん自分がセミになったような気分になってきた。夜の9時くらいにミザリーらが老人ホームの電気を消して出てくる。ミザリーが近くのマンションに帰るのをつけてから自分もラーメン屋の屋根裏に帰った。

「うひょうひょ」

 ある日のこと。木の上で珍保長太郎が変質者のような声を出した。キャリーお姉さんが着替えをしてるのを目撃してしまったのである。キャリーは地味な介護士の制服を脱いで下着になっていた。お尻はおおきかったが、見事な貧乳である。Cカップくらいだろうか。

「おっぱい、ボインボイン」

 気持ち悪いことをつぶやく珍保長太郎。ほとんどボインと言えないサイズなので、同時に嘘つきでもある。必死に双眼鏡をワニのように見ているうちにチンポコが勃起してきた。葉っぱのよく生い茂った大木の上なので、周りからはほとんど見えない。珍保長太郎は安心してチンポコを出して、こすりはじめた。

「ワンツーオナニー!ワンツーオナニー!」

 珍保長太郎は掛け声を出しながらではないと興奮しないたちだった。家の中でマスターベーションしているような気分で安心して登りつめて射精した。ドピュッ!ドロドロ!

「この季節、上から水分が落ちてきたらセミのおしっこだと思うであろう。だが、それは俺の精液だ」珍保長太郎はどうでもよいことをつぶやくと満足した気分になった。ところが意外なことに、自分の足元のすぐ下のあたりで悲鳴があがった。

「ぎゃっ」

 いやな予感がして下をみると、顔面に精液を顔射された昆虫採集家がこっちを見上げてみた。目を丸くしている。こっちだって目を丸くしている。驚いてるのはお互い様だ。「驚いたな、昆虫採集家とは……。この世にこんな人種がまだ存在しているのか。しかも、それがたまたまマスターベーションをしている俺のいる木を登ってくるとは。しかも、射精する瞬間に」

「あううあうう」なさけない声を出す昆虫採集家。「お楽しみをじゃまをするつもりはなかったのですが、この木はクヌギかコナラです。良い樹液がたくさん出るので甲虫が集まってくるのです」
「しかし、出たのは樹液ではなく精液だったということだな……」睨みを利かせて意味のない発言をする珍保長太郎。逃亡生活であまり風呂に入ってないので臭い。服も洗濯していないので、かなり臭う。そんな不審な人物に木を登ったら対面してしまったのである。昆虫採集家はすっかり覚えてしまった。
「お、おしっこが漏れそうです」昆虫採集家は虫も殺せないようすで消え入りそうな声で言った。本当は大量の昆虫を長年にわたって殺し続けているのだが。珍保長太郎は、その気の弱そうな顔を見ていたら、むやみに怒りが湧き出した。
「よし、殺そうッ!」
「ひっッ!」
 木の上の臭い匂いのする大男が、ぶっそうなことを言い始めたので、昆虫採集家は悲鳴をあげた。驚いて息を吸ったので顔射されていた精液が、口の中に入って飲み込んでしまった。セロリのような味がした。
「臭くて汚いッ!臭くて汚いッ!」
 昆虫採集家はあたりまえのことを言った。珍保長太郎はいっさいの憐れみも妥協もせず、ポケットから出したサバイバルナイフを全力で下にある昆虫採集家の顔面に突き立てた。

ブスリッ!

 鼻の穴あたりにナイフが突き刺さり、刃先が首の後ろから出た。いい気持ちである。快感が背筋を走って天の神の元まで届いた。おそらく、キリストも『もらい射精』したことだろう。

ガサガサガサッ!ボキッボキッ!

 葉っぱを撒き散らし木の枝を折りながら昆虫採集家は墜落して行った。

ドサッ!

死体が地面に落ちるような音がした。珍保長太郎は木を降りて見に行った。瀕死だがまだ息があった。

「チッ!」珍保長太郎はいまいましそうに舌打ちした。この人の頭は大丈夫だろうか。「まだ生きていやがる……」公園に誰か人が来ると困るので、珍保長太郎はなかなか苦労して、昆虫採集家の身体を木の上までひきずりあげた。それから先の尖った折れた枝の先に、その身体を突き刺した。

プルプルプル……。

 ゼリーが揺れるように昆虫採集家は少しの間、身体を震わせた。それからあの世に旅立った。

「はやにえだ」珍保長太郎は串刺しになった昆虫採集家の死体を見て、満足そうに、にやにや笑った。「冬になって葉っぱの少ない季節になって見つかったら、さぞや驚かれるだろう。楽しみだな」珍保長太郎は少しも反省をしていなかった。

「俺は連続殺人事件の犯人を探しているのである。犯人を捕まえれば連続殺人は止まる。だから、そのために一人くらい無関係な人を殺しても、誤差のうちだ。コストのうちに入る……といっても過言ではないだろう。むしろ、コスパが良い!と褒められて頭を撫でられてもおかしくはないだろう」珍保長太郎の中にむじゅんは少しも存在していなかった。彼は純粋だった。究極の善人なのである。珍保長太郎はそれからようやくチンポコをポケットティッシュで拭いてしまった。いままでずっと出ていたのである。

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ジャンル:キチガイ漫画
著者:神田森莉
発行:ハムスター商事(Hamster Books)


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ジャンル:キチガイ漫画
著者:神田森莉
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